新たに発見された都市遺跡で、1989年以降インド考古局が発掘をつづけている。方形の周壁によって何重にも囲まれ、東西の大通りに沿って市街地が広がり、その南側に高さ15mの城塞が聳え立つ。全体を囲むように岩盤を掘りぬ いた巨大な貯水槽には、せき止めた川の水を蓄えていた。 また城塞の北門内部の部屋の床から発見された世界最古の看板は、本来は門の外壁上部に掲げられていたと考えられている。残念ながら文字は未解読であるが、都市の名か神や支配者の名などが記されていたことであろう。 現在、ユネスコ世界遺産に登録申請中 。