焼いて鮮やかな赤色に発色させ、長さ12cmを越える孔を開けた紅玉 髄製のネックレス。これらはインダス文明の特産品として、西アジア方面にまで輸出された。色とりどりの貴石製の小型ビーズも人々に好まれ、壺に収めて大切に保管していた。とくに写 真左は、前1800年頃(H墓地文化)にハラッパーに暮らしていた人物が歩き拾い集めた、さまざまな時期のビーズ