焼きレンガが一般の家屋にまで広く普及していたことは、インダス文明の特徴のひとつである。レンガはその長さ・幅・高さの比率が4:2:1に規格統一され、大量 生産と効率的な建設を容易にしていた。今日、遺跡のレンガは塩害による破壊が進み、ユネスコの援助のもと補修が進められている。