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前7000年頃、バローチスターン丘陵の麓のメヘルガルに、最初の農耕文化が生まれた。農耕村落はやがて丘陵一帯に広がっていき、各地に地域的な文化を展開させた。その後、紀元前3000年頃にはインダス川流域の開発がはじまり、いくつもの町がつくられ、やがて訪れる都市文明の基礎をつくった。
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前7000年頃、インダス平原の西方に位置するバローチスターン丘陵の麓に、南アジア最初の農耕村落メヘルガルが生まれた。メヘルガルでは石製鎌が出土しているが、これが最初の麦作農耕の証拠である。麦を刈り、羊・山羊・牛を飼うことから、文明成立への長い道のりが始まった。やがて彩文土器やアクセサリー、人や動物の土偶が盛んにつくられるようになり、その造形に人々はさまざまな想いを託していった。 ![]() ![]()
紀元前3500年頃より町社会がインダス平原に現れ、後のインダス文明を準備する時代となった。印章の登場は活発な交易活動を、またウシに取りつける軛や青銅製の鋭利な道具は発達をとげた農耕社会を裏づける。そして土器に描かれた大きな水牛の角をかぶった人物の顔は、インダス文明へと受け継がれる新たな信仰の芽生えを物語っている。 |
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